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インド 1997.12

概要
12 25 成田→デリー
26 デリ→サールナート~ベナレス
27 ガンジス川~午後待機~ベナレス
28 ベナレス~列車~デリー
29 デリー~ジャイプル
30 ジャイプール市内観光~アグラ 
31 アグラ観光~デリー観光~デリー→
1 1 →成田

 成田を12時に出発して17時着、時差を入れると8時間。1枚目はちょうど富士山に通りかかった。2枚目はインドの税関で、仲間が多そうだが、それぞれに少しづつ内容が違っていて、今回は二人のツアー。今はなき○季の旅社扱いだった。
 ちょうどクリスマスだったので、インドのホテルにも、これってクリスマスなんだろうなあ?と思える飾りがあった。インドらしいとも思えないところがインドなのだろうか。次の日のデリー空港移動バスの中、現地ガイドのリトゥーさんと。

ベナレス

 デリーから飛行機で1時間弱ベナレスの空港からサールナートへ向かう。世界一大きなストゥーパなどを見てホテルに向かう。本日はおしまい。
 翌早朝のガンジス川。現地ガイドのリトゥーさんと船頭さん。このリトゥーさん、ガイドとしてはちょい新米だろうか。うむを言わせぬベテランガイドとは違う雰囲気があり、その点は良いのだが、寝坊して客を待たせるなど、まだまだと思える部分もある。ガンジス川はというと、霧のガンジスで、これが日の出と共に消える筈が、まったく消えない。服装を見ればわかるだろうが、これが12月とは言え、ベナレスとは思えないほど寒かった。20年ぶりの寒気とかで、リトゥーさんも生まれて初めての寒さだそうだ。
 ベナレスの町の観光。右は町のチャイ屋さんの前、このチャイ、ガイドのおごりだが、確か2~3円。それより素焼きのコップで飲み、そのコップは道路にガシャンと捨ててしまう方が驚いた。もったいないから持って帰るとティッシュで拭き始めたら別のをもらってきて飲みかけはガシャンとなった。素焼きのコップよりティッシュの方が、ここでは貴重なのである。
 この日は、午後の飛行機でカジュラホに向かう予定だった。けれど、その20年ぶりの寒気のせいでカジュラホの空港が霧のためフライト待ちになり、結局キャンセルになった。午後はホテルで待機、同じようなツアー客は早々にデリー行きに切り替えたりしていたが、我々はそのデリー行きにも乗りそびれた。それでもう1泊した上にデリー行き電車に乗ることになった。待ち続けたホテルの廊下と早朝のデリー駅。
 途中の駅の停車時間で買った梨。ただし、この梨、日本のものとはちょっと違う。どう違うかと言うと、形が小さく、硬くて、甘くなく、ちょっと渋い。まるで出来損ないの梨なのだが、これを皮のままかじると結構いける。右は電車の食事で本場ものカレー約100円。ちなみにチャイは10円くらいで、街よりちょっと高い。

ジャイプール

 カジュラホ観光から飛行機で飛んでタージマハルまで済ませる予定の28日が、まるまる列車の旅になり、しかもデリー到着が深夜になったので、こっちも風邪ぎみだし、リトゥーさんの都合もあって29日はゆっくり出発となる。
 デリーからジャイプールは車で3~4時間かかる。途中、昼食を済ませて、ジャイプール着は夕方。宝石の店に行きたいか、とか、言われたものの、まったくもって、そのような気分ではなかった。最後は風の宮殿。街の中にポカッとあり、観光客も多いし、それ目当ての物乞いもいるので、絵葉書のようにきれいに撮るのは難しいだろう。
 天文台ジャンタルマンタル。やたら大きい日時計とかが大理石で出来ていたりするので、往時の権力の大きさがしのばれる。右はマハラジャの住まい、シティパレス。ここにはデッカイ水がめがあった。
 象のタクシーに乗って入場するアンベール城。象に乗っているのは10分くらいだろうか。あっけないが、そのくらいでちょうど良い。象はたくさんいて、客待ちが列になっている。そういう意味では確かにタクシーだ。
 ここではリトゥーさんの知り合いなどがいて、ガイドがそっちの話に夢中になったりしていたが、見所は多いので問題はない。最後の写真はいわば格子窓だが、大理石をくりぬいたものである。遠くからなんとなく眺めているのだが、近く寄ると石でできているのに驚いたりする。

アグラ

 30日にジャイプール観光を済ませ、車を飛ばしてアグラで1泊。31日はアグラとデリーの観光を済ませて夜には成田に向けて出発しなければならなかった。
 上3枚がアグラ城。大きさとしては墓であるタージマハルよりは遥かに大きく、全体に赤っぽいが、そればかりではなく白い石と使った部分もある。いずれにせよ、ほとんどが石作りで、しかも細かい細工がしてある。城としての意味もあるだろうが、それより政治の中心と思える。
 タージマハルは特段説明の必要もないくらいに有名どころ。でも写真のように霧に包まれて、より幻想的と言えば聞こえがいいが、靴を脱がなければならないし、寒くて、それどころではなかった。
 アグラ城は人も少なく、のんびりできたのだが、タージマハルは、やはり観光の目玉。結構にぎやかだ。地元の客も多く、5枚目は記念撮影させてもらった。それに管理員らしいおにいさんから「お客さんこっちから撮るといいよ!」とか言ってきて、実は学校へ行くのに金が足りないなどの話も聞ける。
 1枚目はアグラ市内の風景。車、家、自転車、人、それぞれが、なんとなくインドと言う感じ。どこもかしこもこんな感じと言っては言いすぎになるが、さりとて極端に誇張したとも思えない。
 2~3枚目はデリーに向かう休憩場所とレストランで、最後はずっとお世話になったドライバー。1日のチップが10ドルだが、たぶん、彼はそれで自分の宿代から食事代まで賄っていたのだろう。

デリー

 アグラ観光を済ませてからデリーに行くので、デリー観光の時間はほとんどなかった。
 1枚目は高さ72mの塔、クトゥブ・ミナール。イスラムの北インド到達の記念碑とか。その他、大統領官邸とかを通り過ぎインド門にちょっと寄っただけで時間がなくなり、ラージガート(ガンジーの墓)は通りから見るだけと言うのを、5分でいいからと、無理して墓まで行った。
 それから空港に向かい。やたらと長い搭乗手続きにいらいらしながら、今回の旅も終わり。さむ~いインドでした。
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