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ネパール 1997.4

概要
4 23 羽田〜関空〜上海〜カトマンズ
24 ヒマラヤ遊覧〜チトワン〜民族舞踊〜
25 ジープ〜象講義〜ウォーキング
26 ジープ〜ポカラ〜フェア湖遊覧、民俗舞踊
27 サランコット〜ポカラ観光〜
28 ポカラ〜カトマンズ〜目玉寺院〜タムラ
29 バクタプル〜パティシュラナート〜パタン〜空港
30 カトマンズ〜上海〜関空〜羽田

 ロイヤルネパール航空が関空からなので、早朝6時に羽田出発、当然のことながら前日泊になる。関空〜上海〜カトマンズには夜の到着。関空でボーッと待ちしているところとネパール航空機内のスチュアーデスのコーヒーサービス。最近はフライトアテンダントとか言うらしいがこの頃はスチュワーデスで良かったんだろう。
 上海空港で記念撮影とカトマンズのホテルヒマラヤの室内で朝食。ヒマラヤ遊覧は気象の関係からか早朝になるのルームサービスの朝食だった。
 カトマンズから1時間くらいの遊覧飛行。エベレストが見えることろまで行って帰ってくるだけ。天気も良く、遊覧飛行のコンディションは良かったのだが、エベレストは富士山のようにポツンと立っているわけではなく、あの山の後ろに見えるのがエベレストと言う感じの見え方である。遊覧飛行機のかなり時代物の飛行機とスチュワーデス。ちょっと高そうに見えるのがエベレストだと思う。
 カトマンズは標高1400mの高地にある盆地なので、そこからチトワンまで下る途中の景色。途中で食べた昼食。ず〜っとこんな感じである。基本的にインド料理なのだろうか。ご飯にカレー。カレーは何種類かあり、鳥肉とかが付いていて、結構うまい。

チトワン国立公園

 マチャンワイルドライフロッジに行くにはトラックで通れるくらいの河を渡って行く。一般道脇にある中継所のようなところからでかいトラックに乗ってロッジに向かった。ロッジの玄関前には象乗り場があった。ちょうど象が隠れるくらいの窪地になっていて、船の桟橋のようになっている。
 チトワンのサファリは象、トラック、ウオーキングの3種類ある。サファリは朝夕2回、2泊3日で4回あり、3回をこなした後、次は何にするかと問われた。象は揺れる。多少慣れはするものの、腹筋がつくくらいに揺さぶられる。静かで、視点も高く、ここで動物を見るのには最適に思えた。けれど、2時間も揺られていると、もう一度やりたいとは思えなかった。
 ウオーキングで見えた動物は少なかった。2時間くらい歩いたが、目だったのはクジャクくらい。結局、その分、歩いて戻らなければならない。2度目はトラックになったが、車が古いのかガスくさい。
 ロッジはアフリカのサファリロッジには及ばないものの小奇麗な作りで、食事もいける。動物があまりいない、特にトラなどは絶対にいないと言う点を除けば、幾日がのんびり滞在するものいい。
 昼間には空き時間に象の勉強会みたいなものがあったり、サファリの種類を選択できるなど、客のニーズに合わせてくれる。初日の晩には民族舞踊ショーもあった。最後はみんなで盆踊りである。

ポカラ

 チトワンからポカラは約100km。中間地点で宿場町のようなところ。10軒くらいの店があって、休憩の客がボチボチといた。右はさらに山に入った所で直売のきうりを食べている。ちょっとほこりの混じったような塩をふりかけて食べると絶品である。
 ポカラの主な見所。最初はサランコットの丘の頂上から少し降りたあたり。写真のように平地までは相当にある。なにせヒマラヤが山なので、日本なら立派に山でも、こちらでは丘になる。車で半分登り、あと半分は歩き。結構疲れた。右は、その丘の中腹に住んでいる親子。
 ペア湖遊覧の船頭さんは、日本にくれば映画俳優という感じの顔立ちであった。ただし、サランコットのお嬢さんには負ける。それにパタレチャンゴという渓谷のようなところと。ポカラは壮大なヒマラヤを望める景勝地で、他に見どころが多い訳ではない。ちなみに、壮大なヒマラヤは3日間、一度も姿を見せることはなかった。今頃来たってだめだよう。とのこと。
 フィッシュテイルホテルでの民族舞踊ショー。このホテルは湖の対岸にあり、筏で行く。出演者は男女ともに美形ではあるが、民族ごとにかなり違いがある。背の高さまで違うのに驚く。それにポカラのホテルの玄関。

カトマンズ

 まずは目玉寺院。スワヤンプナート。仏教寺院だが、日本の仏教とはちょっと趣が異なる。荘厳と言う雰囲気がない。赤青黄色でチャラチャラしている。電気仕掛けの仏像のようなものまである。仏様を手の届かない遠い存在にしてはいない、と言ったら良いだろうか。右は音楽までインド風でチャラチャラしていたが、映画の撮影。
 カトマンズのダルバール広場。ダルバールは宮廷のことで、ダルバール広場はあちこちにある。昔ヒッピーと呼ばれる人たちでごった返したらしいが、今はほとんど見えない。多少はいる。最後はクマリの館。ニコともしない少女が顔を出すのだが、ほんとにニコともしない。ちょっとだけ顔を出して(1分くらいか)さっと引っ込む。
 バクタプルの修理中のニャタポラ寺院。ここを登ると、バクタプル全体が見渡せるそうだが、この状況で入れない。それとパティハシュナートの寺院。ヒンズー寺院で中央を川が流れており、ガンジス川のような火葬が行われる。というか、これもガンジス川らしい。本殿のようなところはヒンズー教徒でないと入れない。
 パタンのダルバール広場。パタンとは言っているが、カトマンズの川向こうなので、橋を渡っただけ。ここも古都。車が通れないような道も多いし、中庭に仏塔があったりするくらいに込み入っている。全体に小振りだが、精緻に彫刻されているなど小さな部分の見所が多い。
 この後、上海〜関空〜羽田の逆コースで戻ってネパール旅行はおしまい。
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