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オカバンゴ・チョベ 2002.4


行程
4 25 成田〜香港〜
26 〜ヨハネスブルグ〜ビクトリアフォールズ
27 ビクトリアフォールズ〜チーフスキャンプ
28 チーフスキャンプ滞在
29 チーフスキャンプ〜スタンレーキャンプ
30 スタンレーキャンプ滞在
5 1 スタンレーキャンプ〜チョベ
2 チョベ滞在
3 ビクトリアフォールズ〜ヨハネスブルグ〜
4 〜香港〜成田

成田〜香港〜〜ヨハネスブルグ〜ビクトリアフォールズ
 成田で、前回のカラハリ・オカバンゴでご一緒させていただいたご夫婦とバッタリ。行動パターンが似ているので、このようなことがたまにある。バンコクとか、ロスアンゼルスとか、「おーい今度はどこだあ〜?」。それと機内食。
 ヨハネスブルク空港とジンバブエ航空。予定の南ア航空がキャンセルになり、たまたま乗ることになった。我々が追加になっても十分に空きがあった。南アのキャンセルは、客不足が原因かなあ?  
 ビクトリアフォールズのイララロッジで滞在の説明。吹き上げる水煙でいつも虹が見えている。これが2重にかかることもある。10分ほど歩くと、その水煙がまともにかかる場所があり、台風並と言うか、並の台風ではないと言うか、一瞬で水びたしになり、濡れても良いと言う覚悟が恨めしく思ったりする。
 ビクトリアフォールズ付近最大のバオバブらしい。しかしながらバオバブはやはりマダガスカル。それと夜の民族舞踊ショー。延べで50人くらいの出演者があり、リズム感、衣装等のデザインはなかなか楽しめる。ただ、ここは一応ジンバブエ、大統領が先頭切って白人いじめをやっているので、白人客がめっきり減っており、この日も30人ほどの客だった。一人$25。ビクトリアフォールズは、オカバンゴと比較すれば、普通の観光地。この日も、買い物に出ようとしたら、数少ない観光客目当ての売り子たちに囲まれて、途中でめげて戻るというようなことになった。

ビクトリアフォールズ〜チーフスキャンプ
 カサネからセスナで約2時間、オカバンゴ湿原を眺めながらチーフスキャンプに向かう。ときおりほとんど直線に近い幾筋かの道路が見え、ときおり何戸かの集落も見えるが、ほとんどは、水たまりと灌木と平原が続いていた。飛行場からジープで30分、キャンプに着く。2年ほど前に出来たらしい。
 とりあえず部屋の中、洗面所。これでだいたいの雰囲気がわかるだろうか、とてもテントと呼べるしろものではない。ロビーに戻って休憩していると、100mほど前方に象が水浴びにやってきた。残り少ない水に半身を浸し、しばらくすると反対側になり、30分ほどもゴロゴロした後、キャンプに向かってのっそりのっそりと歩いてくる。キャンプのスタッフから、近寄ってきたら、少し離れるように言われるが、第一接近動物、じっくり観察&写真撮影していると、テラス脇まできて、水浴びの後のお食事タイムとなった。
 午後3時にティータイムとなり、その後サファリ。ヌー、シマウマ、イボイノシシ、サバンナモンキー、アフリカハゲコウ、それに写真のハイエナとライオン。
 夕食を見たあと、ナイトサファリになるのだが、車がパンクして、修理に30分ほどかかる。常時携帯している私の小さなライトが、この修理の手助けになった。なにせ外は完璧にまっくら。夕食後のキャンプファイアー。結構寒い。

チーフスキャンプ滞在 
 今回のハイライトであるヒョウ。ヒョウがいるとの無線が入り、キリンの群など無視して草原を突っ走ること4〜50分。居ました。初め木陰、若干移動して、また木陰。すわりポーズは猫、歩きも猫。やはり、ちょっと大きいきれいな猫だ。ところが、ここまでで朝のコーヒーから2時間以上経過していて一時中断。「いやもう冷や汗が・・・」などと言いながらトイレタイム。戻るとヒョウが木に登った。そこで今回のベストショット。
 ヒョウが一段落して、川べりで休憩。キャンプに戻り、また3時過ぎにサファリに出る。
 ヘビクイワシと象。
 夕陽をバックに記念撮影。それに夕食。

チーフスキャンプ〜スタンレーキャンプ
 午前のサファリ。ジープとDCR−PC120.今回撮影した画像の半分は、この静止画。
 チーフスキャンプは、チーフスアイランドの北西側、オカバンゴ湿原のほぼ中央にある。島と言うくらいで普通は水辺であって、モコロと言う丸木船でのサファリも期待していたのだが、今回は水量が少なく出来なかった。ほどよく木があり、平原があり、ちょっと少なかったが水もある。キャンプそのものは、部屋の広さ、シャワーのお湯、電気、などなど並のホテルよりいい。
 スタンレーキャンプに着くと、スタッフの歌で出迎え、この後、ウエルカムドリンクと滞在の説明。しばらくして午後のサファリに出たが、 右は、水が少なくて、残り少ない水溜りになった湿原の水。モコロに乗ったが、かえって欲求不満。ここも水量が少なくモロコでのサファリはできない。
 夕陽を見るティータイム。その後ナイトサファリになり、スプリングヘアーとかハイエナとかヒョウもいた。ナイトサファリで見つけたアフリカンワイルドキャット。スタンレーは夕陽の後もしばらくはサファリが続き、ナイトサファリになる。ライトに浮かぶ動物達は、スプリングヘアーとか小型のものが多い。ハイエナとしては一番きれいだと言われるアドルフハイエナも見えたが、闇の中で一瞬走り去っていった。写真はない。これはアフリカンワイルドキャット。まったく猫を同じ大きさ、形。

スタンレーキャンプ滞在
 7時出発のサファリに間に合わせるためモーニングコーヒーが朝6時に来る。真っ暗で、紅茶のような煮出しのコーヒーには懐中電灯が必要。クッキーを食べ、なんとか目を覚ますと、6時半には朝食が待っている。右がレストラン、ただし、これはランチ前の風景。庭の草がそのまま食卓の飾りになっていた。食器類など、ちょっと豪華な雰囲気。
 午前のサファリ。ここの車のボンネットに椅子があり、ドライバーの他にガイド(道案内)がいる。サファリのやり方も、動物をより大切にしているような雰囲気があり、チーフスよりは少し上品に思えた。そういえば、ナイトサファリでも、動物真正面にライトを照らすことはしなかった。これって、見る方は歯がゆいのである。
 こちらテントを裏から見たところ。一応電気が通っているが、電灯のみ。コンセントがないので、充電はフロントに頼むことになる。そういえば、その時預けたプラグが行方不明だ。いまさら遅い。ここはチーフスキャンプほど豪華ではないが、水も出るし、温水シャワー、水洗トイレがあり、ワイルド過ぎない。それに若い雄のクドゥー。
 湿原でカバ。ここはまわりに葦が茂っていて、ここまで来るのも大変。葦を踏んづけて水辺に寄るが若干ふわふあする。でも、カバにはいい環境なのだろう。それに夕食後のキャンプファイアー。

スタンレーキャンプ〜チョベ
 スタンレーも、水が少ないので林と平原になっていて、印象はチーフスと大差ない。キャンプの豪華さではチーフスに一歩譲るかも知れないが、キャンプであることを忘れさせない程度の豪華さと言う意味で甲乙つけがたい。それにスタンレーの美人お女将と呼ばれるマネージャーの奥さん。メガネを取るとブルックシールズそっくり。
 最後のサファリでバオバブの木。下部がかなり傷んでいるが、原因は象。それにセスナでチョベへ。
 チョベチルウェロというホテル。ベッド全体を蚊帳が覆い。脇は美術館様のディスプレー。ベッド両側にドアがあって奥が風呂、ロッカーなどがある。バスタブは大きく、ガラス越しに小さな庭も見える。シャワーは屋内と屋外にあるが、屋外はなんのためにあるのか、どういうときに使うのか、ようわからん。いずれにせよ。豪華ホテルである。それにチョベ名物の象。
 サンショクウミワシ。チョベ川に象とキリン。対岸はナミビアになるので、新興のリゾートホテルだろうか。今回のホテルはフロントからレストランなど、全体のつくりが豪華である。食事も同様でこの日は屋外。まるでクリスマスの表参道みたいな中での食事だったが、こんな暗くてメシが食えるかと怒るおじさんもいた。

チョベ滞在
 草原の川縁で、ちょっと休憩時間。コーヒー、紅茶、一部の人はウイスキー。川には鳥がいて、遠くに動物も見える。寒くなく、暑くもない。客の多い国立公園なので、管理もちょっと厳しいようだ。キリン、カバ。水飲みキリンも珍しいようだが、私にとっては、久しぶりの丘カバ。走りカバは見えなかったが、歩きカバは見られた。丘カバすら難しい地域から来ると。ここは、いろんな象が見られて、いろんなカバが見られて、ホテル立派で、豪華動物園。
 ホテルのウエートレスと昼食のピザ。
 レストラン。昨日は、この木の下にテーブルがセットされていた。この日の午後はボートサファリ。
 象が多すぎて森林破壊が進み、枯れ木が目立つ。象の群れは100〜300頭くらいだろうか。夕陽の象。それに夕食のデザート。

ビクトリアフォールズ〜ヨハネスブルグ〜香港〜成田
 ホテルの専用道路から2〜3分で国道に出ると、ジンバブエからドライバ、ガイドが迎えにきていた。そこから10分で国境、1時間でビクトリアフォールズ空港。
 南ア航空でヨハネスブルクへ。
 ヨハネスブルク空港。それに恒例のカップヌードル。香港に行くまで2つも食べてしまった。
 香港空港とキャセイの室内。おしまい。
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