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パース 2002.12

概要
12 4 成田〜
5 〜パース〜フリーマントル
6 ピナクルズ
7 ウエーブロック
8 ロットネスト島〜
9 〜成田

 カンタス航空に乗るのは、はじめてかも知れない。B767、2+3+2で250人乗りの飛行機。事故を起こしたことのない唯一の大手航空会社だったろうか、装飾、応対、客室乗務員の服装に至るまで、余計と思えるサービスは一切ない。最後尾に近い席だったので、食事を運びはじめてから30分は待たされた。味はまあまあ。機内の写真は着陸時だが、画面前に人が立っている。気がふれたか、度胸試しか、変な人。
 パース空港の風景、晴れだと思ったら、風が吹いて、おおつぶの雨が降ってきた。早朝だし涼しい。

パース・フリーマントル

 ”世界一美しい街”かどうかは見る側の勝手であって、言われたくないわ。と思ったものの、悪評を聞いたことがない、整然とした都会であることは間違いないようだ。広い公園があり茶色の自転車道が延々と伸びている。たいがいは表きれいで裏はゴミだったりするのだが、それがない。道は広いし、歩道も広い。バスもバス停もきれいで、しかもただ。中東のお金持ちとはちょっと違った、”世界一お金持ちの街”と言ったら間違いだろうか。それにキングスパークにあった変な花。
 モンガー湖で餌を待っている黒鳥。やっと人慣れしてきたヒナたちも餌をねだっていた。それにパース近郊の港町フリーマントル。パースと違ってちょっと田舎町的な感じはする。と言いながら散策もせず、TD&現地ガイドを見つけてお茶(お邪魔)してました。
 昼食、フィッシュ&チップス、これも皿に乗せれば、それなりの昼食に見える。飾り気はないが、これで十分。右は途中のビーチ、シティビーチだったろうか、一応施設(トイレくらい)の整ったビーチだが、まだ時期が早いのか人はまばらでカモメが休んでいた。
 市内に戻ってロンドンコート、この旧式建物の中に入るとロマンチック街道あたりのなんとか横丁、アーケード商店街になる。人がいっぱい。それにクリスマスシーズンの飾り付けが随所にされていた。

ピナクルズ

 7時過ぎにパースを出て、北に向かう。途中のヤンチャップ国立公園でコアラタイム。コアラは、ちょっと触る程度。ポラロイド&自前カメラでの撮影で10ドル=800円はちょっと高いが仕方のないところ。こんな写真が撮れます看板も日本人だったから、やはりお得意さんは日本人だろう。
 2mもあるタイヤの4WDでキャッキャ言いながらたどり着いたサンドボードの遊び場。ボードで滑れるくらいなので、かなり急、一歩一歩がズルズルと滑り、ここまで登るのにヒーヒー言ってしまった。ちなみに降りるのは一瞬、2〜3人が最後に転んで、頭から砂だらけになっていた。この砂場遊びは正味30分程度。それに昼過ぎに寄ったビーチ。誰もいない。
 ピナクルズはパースの北250kmにあり、朝7時に出発してもお昼過ぎになる。東京を出て、大宮でコアラに合って、宇都宮でサンドボードして、阿武隈洞に来たと言う感じであろうか。これだけ広いのだから、たまに変なものがあっても不思議ではない。ピナクルは最大でも人の背丈ほど。
 これは、昼食のランチボックス。サンドイッチがハムとカツである。カツサンドって日本のものじゃないのかな。最後は、この日の夕食の中華料理店。ウエートレスが大皿で持ってきては小分けしてくれるのだが、分けて持ってくれば楽なのに。

ウエーブロック

 この日は正真正銘7時の出発。南東350km先のウエーブロックに向かう。その途中、開拓時代の面影を残すというヨークの町と、そこでのお茶タイム。人影はまばらだったが、早い時間だったせいではなく、人が少ないらしい。
 何にもないから、こんなものでギネスに乗ろうかとやってしまったユートパレードの記録。現在は1500台とか。ちなみにユートとはバントラックに犬を乗せたもの。だからなんなのって、それだけです。それにマルカズケイブと言うアボリジニ伝説の洞窟の絵。
 私としては、今回のハイライトと言ってもいいのが、この小麦畑。ほとんどが刈り取り後だったので、多少小麦の残ったコリジン付近での写真になったが、なにせ時速100kmで3時間走ってまだ小麦。東名を東京を出て名古屋まで見渡す限り小麦畑だったら、やっぱすごいんではないだろうか。
 右はウエーブロックのちょっと手前にある”かばのあご”。
 ウエーブロック。高さ14m長さ100mほどだが、結構大きく見える。この後、この波の上まで登るが、全体としてはハイドンロックと言うエアーズロックより大きな岩とのことだった。それにパースに戻って夕食”たんざわ亭”。てんぷら、寿司、オージー人気NO.1日本食”てりやきチキン”が出た。

ロットネスト島

 ずっと紹介する所がなかったので、入れてしまったホテルの朝食、チャオメンはなかなかうまい。それにロットネスト島への乗船場所。
 ロットネスト島の下船場所。乗船して1時間ほどスワン川なので波もなく、さながらライン下りのように優雅に景色を見ながら川下り、と思いきや、景色案内らしいアナウンスが途切れなかった。観光バスに乗ったら、いきなり出てきたクオッカ君。太めのリスくらいの大きさで尻尾にほとんど毛がないのでネズミみたいだが立派な有袋類。
 島の最北端にある入江。珊瑚や砂のせいか海の色は単調ではなく、いろんな模様を作っている。それに長さ10km足らずの細長い島ロットネストの繁華街。スーパー、みやげ物屋、博物館など。
 島からの帰り、フリーマントルを過ぎて、客があらかた降りてしまってからの船内でのティータイム。それにパースの船着場付近から高層ビル街を眺めたところ。

パース〜成田〜

 パース空港まで市内から3〜40分。入国の時とは違って、かなりスムーズにゲートまでくる。そのゲート付近の免税店など。2枚目はエビをたらふく食べて、ほとんど残すことになる機内食。
 成田に着くと雪。税関などもスムーズに抜けたものの、JRもダイヤは乱れ、バスも、「いつくるか分からんし、出るかとうかも不明」などの状態だったが、1時間遅れで無事到着となった。
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