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ペルー 1994.9

概要
9 15 成田〜ロサンゼルス〜メキシコ〜リマ
16 リマ〜クスコ市内観光〜ユカイ
17 アウトバゴン〜マチュピチュ〜クスコ
18 プーノ〜シユスタニ
19 ウロス島〜プーノ
20 プーノ〜リマ
21 リマ〜ナスカ地上絵〜リマ
22 リマ市内観光〜パチャカマ〜リマ〜
23 マイアミ〜ロスアンゼルス〜
24 〜成田

成田〜リマ
 大韓航空でロスへ、ランチリでメキシコシティーを経由しリマに着いたのが深夜。部屋に落ち着いたのが深夜2時にも関わらず、4時には出発という強行日程になる。

クスコ市内観光
 クスコに来たら来たで、標高3200mのクスコは、半分寝ぼけている今のうち、高山病にならないうちに観光してしまいましょうとのこと。コカ茶を飲んで出発。
 歩いて、景色に驚いて、あたふたしているうちに次の観光になる。ちょっとでも休む場所があったら寝てしまいそうな、快調ではなく、けれど不調でもない。クスコの町から少し登ってサクサイワマンの遺跡。緻密に組みあがった石積みと高台の広場になっている。天気も良く、日差しも強かったように思うが、暑くなく寒くなく、けれど空気が薄いので、ゆっくりゆっくり歩く。それでも少し登ると息が切れる。
 コンドルとの記念撮影、それにリャマとか、たまにはアルパカもいただろうか、いつも1ドルと言うことになっている。それにサクサイワマンから少し降りてケンコーの遺跡。
 ケンコーの遺跡。ここは石を積上げるのではなく、石を彫ったもの。小さく狭い。占いをしたらしい石の上で記念撮影。それにタンボマチャイ。宿場のようだが、かなり高台にあるにも関わらず清水が出ている。ここでもヒロの独演会があった。
 クスコからバスで1時間jほどユカイという町にあるアルハンブラホテル

マチュピチュ
 クスコの観光を終えて、そのままユカイのアルハンブラホテルまで下る。標高2500mくらいで、少しでも低い方がいいだろうというのと、マチュピチュ観光に向けた列車の乗車駅のオリャンタイタンボに多少近いのか。でも、無理やり下ったような感じもする。列車に乗ってマチュピチュへ。
 とにかくハイライトのひとつである。で、そのハイライトが期待を全く裏切らないのが、ここの凄さだろうか。写真では見た景色なのだが、それだけではないものがいくらでもある。あちこちの様子が、こちらの予備知識を跳ね除けてしまう。ローマのトレビの泉がビルに囲まれていて、写真で切り取るとこちらのイメージに合うのだが、ここは、360度そのまんま、いやそれ以上の広がりを持っている。
 最上部から全体を眺めて、それから個々の部屋などを見て歩く。ペルー人の観光客も多く、時の大統領がフジモリだったことから、日本人を見ると、「フジモリ、フジモリ」と声をかけられた。
 このマチュピチュには駅から標高差400mをハイラムビンガムロード(マチュピチュいろは坂)をミニバスで登る。帰りは”グッバイボーイ”という子供が山を一気に下って、ちょうどバスと同時進行になり、駅でチップを受け取る。駅では「おにいさん」「おねえさん」の掛け声も多いが、ちょっとはにかんだようなところもある。
 列車とバスでクスコに戻り、夕食はフォルクローレショーをやっているレストランへ。100人ほども入れるレストランだが、日本人も半分くらいいたようだ。確かこの晩に地震があって、部屋の壁が崩れたりした。

プーノ
 クスコからプーノまでの高原列車の旅が、山賊とかでちょっと危険なため飛行機に代替になっていた。残念だが、いたしかたない。フリアカの空港では副大統領が来るとかで軍隊の行列が出来ていた。Mさんはここで軍隊さんに挨拶。ま、普通の人はやらない方がいいだろう。右はプーノの街、というよりチチカカ湖。なんで山が茶色で湖が緑なの・・・。これがペルーだ。
 朝陽と部屋の様子。ちなみに標高3800mくらいで、ゆっくり歩いても息が切れます。いや、じっとしてても息が切れる。軽い頭痛がして風邪みたいになり、(高山病)寝ると、呼吸が減るらしく、さらに重い症状になります。
 そのプーノの町からまた少し登って標高4000mくらいの今回の旅行の最高地点にあるシユスタニの遺跡。大きな円筒形のお墓があちこちにあり、湖畔で今年から始まったお祭りをやっていた。
 ウロス島。チチカカ湖に浮かぶ葦を束ねて積み重ね、それを土台にした浮島の村。その昔、蚤だか虱が多いので上陸が許されず、仕方なく葦の浮き島に住むようになった言うが、本当だろうか。緑のない土の上より住み易いのかも知れない。
 村全体が観光施設のようになっており、学校に顔を出すと、日本人が来ると日本の歌を歌う。写真のタペストリーは今も家に飾ってある。最後はプーノの市内観光最後に乗った自転車タクシー。1ドル+ボールペンだった。

ナスカ
 プーノからフリアカ〜アレキパ〜リマと飛行機で戻り、リマで一泊。次の日がもうひとつのハイライト、ナスカとなる。リマからイカまで20人乗りくらいの飛行機で移動、そこから4人乗りのセスナでナスカ遊覧。
 そのセスナの全景。昔の軽自動車スバルのような感じの大きさと内装であって、これだけでも結構スリルがある。ナスカ上空まで30分くらいかかるので、地上絵を見て戻るまでに2時間ほど。
 地上絵は肉眼で見ると写真ほどは良く見えない。コントラストが弱く、大きさも、ひとつが100mくらいとさほどではない。木、宇宙飛行士(宇宙人)、鷲、コンドル、猿、ハチドリ。ハチドリが一番良く見える。この他に縦横の直線と三角形が走っている。
 遊覧から戻ってパイロットとの記念撮影。右は飛行機会社のおねえさんと。

リマ
 最終日のリマ市内観光。大統領官邸などなど、あちこちに警察、というより軍隊がいるし、テロの車両が走り抜けられないように大きな置石があったり、若干、ものものしさを感じる。そう言えば、ホテルには24時間パトカーが待機していた。それにパチャカマの遺跡。
 パチャカマ遺跡近くで記念撮影。右は現地ガイドと添乗員。
 海の上のレストランで夕食の後、リマを出発する。この日、ちょうどお彼岸で、レストランないで春のファッションショーなどやっていた。
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